4月14日(日) 今日は、マルタ本島の西6kmの洋上にあるゴゾ島に渡る。最初ジュガンティーヤ神殿に行った。東西14km、南北7km、人口26,000人の小さな島である。
紀元前4世紀に建立されたという巨石神殿で、かなり崩壊しており、現在修復工事中であった。巨人女性サンスーナが建造したといわれ、信仰のシンボルの巨大な男根像(国立考古博物館に所蔵)などが発見された。神殿の構造が佛像(座像)のような形に配置されており、足を組んだ中央部分が入口で両脇に祭事を行う室、生贄の台などの部屋がある。その奥は胴の部分肩の部分2室、一番奥に頭の部分(部屋)最も神聖なところがある。
ホメロスの叙情詩「オデッセイ」で歌われたところで有名。オデッセイが美しい妖精の愛の虜となり、7年間閉じ込められたという洞窟である。
海岸の岩が浸食によって高さ20m、幅100m、奥行き40mの自然アーチが印象的景観。
高台の隠れ家といわれる。17世紀(騎士団の時代)にオスマン・トルコ軍や、海賊の侵攻に備えて造られたが、建物の大部分が1963年の大地震で崩壊し、その後に再建されたものである。 夕方早く、再びマルタ島に帰った。
|