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![]() ![]() 午前10時、ホテルを出発しマブラの動物保護区を目指した。マブラの動物保護区は、プレトリアの北西、ボツワナとの国境近くにある。郊外に出ると高速道路に入り、やがて焼畑台地が広がる農村地帯に入った。今晩の宿泊地「マブラ ゲーム ロッジ」に入ったのは午後3時過ぎであった。ロッジの門柱は巨大な象の牙が立てられている。櫓の上で、若い女性が太鼓を打ち鳴しわれわれを歓迎してくれた。 ここのロッジ(建物)も全てカヤ葺き屋根で、それぞれの屋根の形がユニークである。
ロッジに荷物を預け早速夕方のゲームリザーブに出発した。私たちが乗ったジープは金髪美女のレンジャーが運転案内してくれた。運転席の前にライフル銃を置いての出動である。無蓋のジープは、風が強く当るので寒さに身を縮めながらのドライブであった。 マブラの野生動物保護区は、総面積8,000ヘクタールという広大な面積である。山地に入ると、早速グレートホーテピット(鹿に似た動物)を発見した。車が進むに従ってバッファロー、クドー、セイブル、ライラックローラ(鳥)などに出合った。更に奥地に進んで行くと、キリンの集団(5〜6頭)、そして、レンジャーが巨大な足跡と糞の山を見つけ、近くに象がいるといった。静かに車を進めていくと案の定、木立の中に3頭の象が樹木の枝を折り曲げ盛んに食いあさっているところだった。樹木が根こそぎ押し倒されたり、枝がもぎ取られているのは象たちの仕業だといっていた。
夕暮れが迫る頃、バッファローの大集団にも出合うことができた。
夜は、ホテルの女性たちのショーを見学しながら、アフリカ最後の宴に酔いしれた。
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