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南アフリカ紀行

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8月29日(水)

 出発まで、かなりの余裕時間があった。

 同行のKさんの話では昨晩ロッジの中庭に巨大なカバが川から上ってきて草を食んでいたという。呼んでくれればよかったのだが・・・・・、皆んなの部屋がわからずいいことはKさんの一人占めに終ってしまったようだ。何んとも残念なことをした。ロッジの前に出て見ると数頭のコブイノシシが草を食んでいた。

 ロッジの中庭に小さなみやげ品店があった。一人の青年が、自然石を利用して作ったいろいろな彫塑を売っている。小さなものから1m位のものまで様々である。かなり度な感性をもった人の作品らしく、それぞれに趣きがある。作者の銘も刻んである。気に入ったのを指さすと、青年は気前よく米ドル100$にしてくれたのでつい買い込んでしまった。最後まで大変な重い荷物になってしまった。

 昼前、ホテルを後にし、再びビクトリア空港からヨハネスブルグに向った。空港では、機械の故障で搭乗券の発券が手間どった。しかし、売店の民芸品を見て回っているだけで時間の消化に苦痛はなかった。ここでも荷物になると思いながらも原住民たちが使っていた、古い一木造りの腰かけを買ってしまった。

 予定通りの時間にはヨハネスブルグの空港に着いた。昨日転送されなかった荷物も手に入った。空港から、マブラゲームリザーブのロッジへと向った。

 今日からのガイドは女性ジャネット ジョンさん、全て英語によるガイドである。―でも同行の中に元英語教師のT先生がおられ、即座に通訳していただくので大変助かった。

 空港近くに黒人住居があった。手前は最近政府が建てた居住区タウンシップである。一定規格のきれいな家が数百戸もあろうか。整然と並んでおり、向こう側は古いままの居住区がある。アパルトヘイトの名残り、周囲とは鉄条網が張りめぐらされ、何とも痛々しい感がする。街には、ヒガンザクラのような花が見かけられる。春の近いことを感じさせられた。早春といっても、日本の感覚からするとかなり暖かい気候である。

 ヨハネスブルグでは、危険を避けるため市内の見学をとりやめ、今夜の宿泊地サントンシティーにあるホテル「ホリディ イン ガーデンコート サントン」に入った。夕方までホテル前のショッピングセンターで買いもの時間を楽しんだ。

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