■人に密度が薄い国■
いろいろな町を通過していったが、町でスーパーマーケットを一軒見付けたら、大体その町の人口が3,000人ぐらいだそうだ。そして新しい国なので、町にはいろいろユニークな名前がつけられている。例えば、ブルスの町(雄牛の町)、牛を町のキャラクターにして看板なども作られている。ハンターウェイの町(牧羊犬の町―ここで牧羊犬が生まれ育てられるようになった町)、ロングブーツの町(長靴の町)いつも長靴を履いて活躍していた有名なコメディアンがいた町、といった具合。
■挨拶(ポンギ)■
相手方の鼻の頭をチョンチョンと付き合わせるのが挨拶。親愛度の高い人とは鼻とオデコを突き合わせて挨拶するそうだ。
■相手を威嚇する動作■
目を剥いて(アカンベ)舌を出して相手と対峙する。こんな真似は絶対にしないようにとのこと。
■教育制度■
6:2:4制、5才の誕生日から入学できる。読み書きがある程度できるようになってから入学させる。学校は複式学級制。これは先輩に後輩たちの面倒を見させるためらしい。学校で何を学びたいかを先輩の生徒に相談し、先輩が先生を紹介する。従って、子供たちが学校の受付をする―これも教育の一環だとか。そして単位を取らないと卒業できない。だが退学制度はなく、退休としておく。20才になっても本人の意志で再び復学ができる。校庭は芝生で、裸足で競技する。
■交通違反の取締り■
農村地帯でもネズミ捕りを行っている。月末が近づくとお巡りさんたちの目標達成のため取締りが厳しくなる。月末の運転は特に注意。
■結婚・離婚■
キリスト教(英国国教会、ローマカトリック)の信者が多い国だが、離婚、結婚(再婚)は案外多いようだ。正式手続きとなるとかなり煩わしいので、戸籍上は元のままで次の人と結婚ということになる。従って夫婦別姓というのは珍しくないらしい。
|