【世界旅トップページ】

ニュージーランドロイヤル紀行
トップページ 3月15日(月)〜16日(火) ★ 17日(水)
18日(木)19日(金)20日(土) ★ 21日(日) ★ 22日(月) ★ 23日(火)後感


 22日(月)

国鳥“キウイ”の生息する標識 外人青年キウイのパフォーマンス
国鳥“キウイ”の生息する標識 外人青年キウイのパフォーマンス
 今日も快晴である。北島は南島のような高い山は少ない。そして女性的な山である。土地が肥沃で牧草が育ち易く酪農が多い。牛は頭のいい動物で、午前と午後の搾乳の時間になると行列をなして牛舎に帰って行くという。

 北島は、原住民のマオリ族が多い。南島に比較して気温も暖かいので裸で暮らせる。体格も小錦のような大きい人が多いようだ。今日は一日中バス移動になるので、現地ガイド中西さんからニュージーランドについてのいろいろな話を聞くことができた。

■人に密度が薄い国■
いろいろな町を通過していったが、町でスーパーマーケットを一軒見付けたら、大体その町の人口が3,000人ぐらいだそうだ。そして新しい国なので、町にはいろいろユニークな名前がつけられている。例えば、ブルスの町(雄牛の町)、牛を町のキャラクターにして看板なども作られている。ハンターウェイの町(牧羊犬の町―ここで牧羊犬が生まれ育てられるようになった町)、ロングブーツの町(長靴の町)いつも長靴を履いて活躍していた有名なコメディアンがいた町、といった具合。

■挨拶(ポンギ)■
相手方の鼻の頭をチョンチョンと付き合わせるのが挨拶。親愛度の高い人とは鼻とオデコを突き合わせて挨拶するそうだ。

■相手を威嚇する動作■
目を剥いて(アカンベ)舌を出して相手と対峙する。こんな真似は絶対にしないようにとのこと。

■教育制度■
6:2:4制、5才の誕生日から入学できる。読み書きがある程度できるようになってから入学させる。学校は複式学級制。これは先輩に後輩たちの面倒を見させるためらしい。学校で何を学びたいかを先輩の生徒に相談し、先輩が先生を紹介する。従って、子供たちが学校の受付をする―これも教育の一環だとか。そして単位を取らないと卒業できない。だが退学制度はなく、退休としておく。20才になっても本人の意志で再び復学ができる。校庭は芝生で、裸足で競技する。

■交通違反の取締り■
農村地帯でもネズミ捕りを行っている。月末が近づくとお巡りさんたちの目標達成のため取締りが厳しくなる。月末の運転は特に注意。

■結婚・離婚■
キリスト教(英国国教会、ローマカトリック)の信者が多い国だが、離婚、結婚(再婚)は案外多いようだ。正式手続きとなるとかなり煩わしいので、戸籍上は元のままで次の人と結婚ということになる。従って夫婦別姓というのは珍しくないらしい。

ファカレワレワ間欠泉 30m吹き上げる
ファカレワレワ間欠泉 30m吹き上げる
 トンガリロ国立公園に着いたのはお昼頃だった。最高峰のルアベフ山2,797m、富士山の形をしたナウルホウイ2,291m(日本の富士宮市?と姉妹都市)などを遠望した。このほか、この近くにはラストサムライのロケ地となったタラナキ山3,000m弱の山もある。

 午後はロトルアに行った。マオリ族の民族村、ファカレワレワの間欠泉、ガバメント・ガーデンなどのある町である。この町での圧巻はなんといってもファカレワレワの間欠泉である。温泉の近くの石段に腰をおろして間欠泉を眺めていると、下から温泉熱でポカポカととても気持ちがいい。間欠泉といっても、今は間断なく30mもの湯柱を立てて吹き上げている。


トップページ 3月15日(月)〜16日(火) ★ 17日(水)
18日(木)19日(金)20日(土) ★ 21日(日) ★ 22日(月) ★ 23日(火)後感

【世界旅トップページ】