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ニュージーランドロイヤル紀行

ニュージーランドは一度行ってみたい国であった。今回その機会を得たので急遽思い立った。(主催:JTB旅物語)

★ トップページ 3月15日(月)〜16日(火) ★ 17日(水) ★
18日(木)19日(金)20日(土) ★ 21日(日)22日(月)23日(火)後感


 3月15日(月)〜16日(火)

緑の美しいエイボン川
緑の美しいエイボン川
 関西空港発17時35分。空路約9,000km、10時間余りの飛行機旅。そしてオークランドから南島クライストチャーチまでは国内線で2時間である。(オークランド着 翌朝8時30分)

 ニュージーランドは、南半球(緯度30度〜46度)であるから、季節も日本の春が向こうは秋にあたる。だが日本ほど季節ごとの気温の差がなく、時差も少ない(夏時間 4時間)旅行者にはやさしい所である。因みに、国土面積は27万534km2、日本の4分の3ぐらいの面積である。

追憶の橋
追憶の橋
 着後、早速市内観光に入った。クライストチャーチは南島最大の都市、人口31万6千人である。市内を縫うように流れるエイボン川があり、緑の美しい町である。両岸(川幅10m余り)を結ぶ“追憶の橋”は皆が行く場所である。この場所(橋)は第一次世界大戦の時兵士たちが家族や友人たちに送られ戦場に旅立った悲しい場所、兵士たちを追悼して1923年に建設されたものである。南島の8分の1が公園(865ヶ所)というから、その美しさは推して知るべしである。

大聖堂
大聖堂
 エイボン川の辺りには、モナ・ベイル公園(19世紀末のビクトリア様式の邸宅 個人所有)、大聖堂などがある。大聖堂は高さ63m 尖塔をもつゴシック様式(1904年完成)の美しい教会である。バンテポール家のガーデン(一般家庭)も見学した。





 3月17日(水)

善き羊飼いの教会(テカポ湖畔)
善き羊飼いの教会(テカポ湖畔)
 今日から本格的な観光に入る。まず、テカポ湖に行った。今日はあいにくの曇天でその美しさは半減であったが、3日後に再びこの地を訪れるのでその時に期待したいと思った。湖畔には善き羊飼いの協会がある。羊が人口の10倍という国だから郊外に出るとどこに行っても羊の放牧地である。羊たちは声も立てず、ひたすら口を地面につけて牧草を食べている。その光景は、遠くから見ると緑の絨毯の上に繭を散らばしたようである。

牧羊犬の像 バウンダリー犬の像
牧羊犬の像 バウンダリー犬の像
 因みにニュージーランドの家畜の数はというと…
羊 4,000万頭(人口の約10倍)
牛 1,000万頭
鹿 240万頭(鹿は低脂肪、低カロリー、高たんぱくでヘルシーな食物。皮はバックスキン、角は漢方薬。おまけに2才ぐらいで商品となって売れるから非常に経済的な家畜である。)

 午後はマウントクック国立公園に行った。途中プカキ湖(琵琶湖と同じくらいの面積)の脇を通過して行く。マウントクックではオプショナルツアーのウォーキングを楽しんだ。幸い午後は晴れ上がり絶好のウォーキング日和であった。

 ザハーミテージホテルからバスでキャンプ場に行き、そこから山道に入る。キャンプ場から見晴台までの標高差は100mぐらい、ホッカー氷河に続く大きな谷間に沿って登って行く。途中2つの吊橋を渡って行く往復4.5kmの道程である。

 沿道にはたくさんの高山植物があるが、初秋(3月)にあたるので開花期は既に過ぎていた。

ジギタリス(外国より持ち込まれ自然繁殖)
ジギタリス(外国より持ち込まれ自然繁殖)
 高山植物、バイパースビブロス(紫色の花)、ナルオガセ、ヒビー(アシビに似た潅木)、デイジー(葉の大きい植物)、サウスアイランド(エーゼルワイツ)、ジギタリス(ホタルブクロに似た花)、マウンテンビンチヤン(リンドウの一種=写真が撮れなかった)。

 今晩の宿泊はマウントクックの山小屋(ホテル)である。


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