伝統芸能紹介


島根県の民謡


安 来 節       安 来 市


♪(安来節歌詞)♪

安来千軒名の出た所 社日桜に十神山
出雲旅路で安来のまちは 忘れられない唄どころ
何はなくとも出雲へござりゃ 心尽くしの安来節
出雲名物荷物にならぬ 聞いてお帰れ安来節



「アラエッサッサ」の合いの手とユーモラスなどじょうすくいの踊りで、大正から昭和にかけて一世を風靡した安来節は、元々、鉄の積み出しで賑わった安来港で、船頭たちが歌った追分や佐渡おけさが元歌といわれています。

ひょうきんな男踊りと軽快な女踊りがあるどじょうすくいには、二つの由来があるといわれます。

一つは砂鉄をすくう動作を真似たという説。

もう一つは安来地方では盆踊りがすむと、「笠破り」と称して若者が川からどじょうをすくい、畑からは野菜を失敬してきて、それで慰労の宴を開く風習があり、そこで座興にどじょうすくいの真似をしたのが、いつか踊りにまで発展したのではないかといわれる説で、後者の方が有力なようです。

             
ホーランエンヤ 弥栄神社の鷺舞蓮華会舞大土地神楽石見神楽安来節しげさ節

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