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 8月25日(金)

 ホテルを早朝4時半に出発し、帰途の出発地メキシコ空港に向った。アメリカン航空6時25分発、途中ダラス空港経由で関空への長い機内の旅であった。

 後感

凱旋門といわれるアーチ
カバー遺跡 凱旋門といわれるアーチ
 今回の旅も出発前から大きく期待が膨らんでいた。

 今まで見てきた遺跡をふり返りながら、また比較しながらの旅であった。姿、形ちこそ違いはあっても遺跡が信仰という人々の心のよりどころであったことには変わりはない。しかし、国土の違い、風土の違いが遺跡そのものの構造、内容をこれほどまでに変化させ、美しさを生み出していることに驚きを感ぜずにいられなかった。そして、先人たちの英知と努力に対し、敬服と感動の念を覚えさせられたところである。そして、遺跡の存する国、存しない国を考えるとき、遺跡が生みだす文化の力、歴史の厚みといったものを感ぜずにはいられなかった。

 われわれは、あらためて遺跡に対する意義と価値、そして先人たち生き様に対する畏怖の念を忘れないで、これを長く後世に引き継いで行かなくてはならないものとも思った。

 この旅行記は、ガイドの説明を元にして作りあげたものであり、聞きもらし、聞き誤り等があることをお許し願いたい。また、参考資料として「地球の歩き方・メキシコ」ダイヤモンド社発行を参考にさせて頂いた。

終わり

2000年8月 長岡 榮  記

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