まつりの森(山市内)
 山まつりの森 原寸大の展示用屋台として作ったもの |

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 カラクリ人形が“桃割り”を行う |
 カラクリ人形が大太鼓を打ち鳴らす |
古い街並“上三之町”(山市内)
 古い街並みを行く人々 |
 老舗の造り酒屋の前にて |
 雪の山市内
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妻籠の町並
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雪の山を後に険しい山越えをして木曽路(中山道)に出た。雪道であったため中山道の妻籠、馬籠に着いたのは夕暮れの頃であった。
馬籠は島崎藤村(本名春樹)のふる里である。藤村といえば“初恋”、“夜明け前”などを思い出す。「木曽路はすべて山の中である…。」夜明け前の書き出しのとおり山合いの町であるが、何度行っても心に残る町である。
馬籠の町中ほどのところに藤村記念館がある。その隣に大黒屋がある。藤村が“初恋”の詩を送った「おゆう」の家である。藤村記念館には、藤村の有名な詞がある(時間が遅く中には入らなかった)。
藤村記念館
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血につながる ふるさと
心につながる ふるさと
言葉につながる ふるさと
誰れしも心に残るふるさと、誇りにしていけるふるさとを持ちたいもの…日本人の心情を簡潔にまとめた素晴らしい言葉である。
2003年 1月下旬 JTB旅物語にて
長岡 榮 記
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