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ナポリNAPOLI(第7日)
 世界三大美港の街、太陽の街ともいわれる。一方で、悪くは貧民、泥棒の街など悲しい言葉も聞かれるが、街から少し離れた高台から眺める港の風景、街並みは実に美しく、写真や絵ハガキ等で見る通りである。また、ナポリ民謡「サンタ・ルチア」といえば知らない人はいないであろう。

●サンタ・ルチア港Porto di Santa Lucia(車窓から)
 サンタ・ルチア港は、ヨットハーバーの港としても有名である。この日もたくさんのヨットが係留されており壮観であった。ヴェスヴィオ火山が遠く霞んで見えた。

●カステル・デローボCastel Dell'ovo(車窓からの外観遠望)

ナポリ カステル・デローボ
 岸壁の外に建つ城塞で“卵の城”といわれる。12世紀にノルマン人によって建立され、昔は牢獄として使用されていたという。

●カステル・ヌーボCastel Nuovo(車窓から)

カステル・ヌーボ 前庭の花の暦
 ナポリのシンボル的建物。レンガ造りの巨大な4本の円筒を繋ぎ合わせたように構成されており、独特な雰囲気を持っている。前には門があるが、これは15世紀スペインのアラゴン王国のアルフォンソ1世がナポリの王様となった記念に造ったものという。

●王宮Palazzo Reale(車窓から)
城の西隣に建つ宮殿で1,602年に建立された。歴代ナポリ王の宮殿となっている。中には王家の調度品や美術コレクションが展示される高級美術館である。1994年ナポリ・サミットが開催されたのもこの場所であり、村山富市首相が出席し病気になられたことを思い出す。

●昼食
ピッツァ(ピザパイ)とスパゲッティ(ナポリ料理やイタリア料理)はボリュームも味も抜群である。特に、店員さんたちが歌う「カンツォーネ」がすばらしい。