いよいよ21世紀が始まりました。
くしくも本県においては、3月に待望の山陰自動車道が宍道まで開通し、県都松江が全国の高速道路ネットワークに繋がるとともに、7月にはJR山陰本線の高速化が実現することから、本格的な高速交通時代の幕開けの年と重なることとなりました。
21世紀は、20世紀に築かれた物質的な豊かさの上に、人々がゆとりを持って伸びやかに暮らし、感性が大切にされる時代になると思います。
本県では、これまで道路や下水道をはじめとする社会資本の整備に力を入れてきました。今後は、整備の進んだ舞台の上でどのようにしたら県民一人ひとりが生き生きと活動していくことができるか、そのための知恵と工夫が求められてくることになります。
私は、21世紀の島根の将来像として、豊かな自然や文化に抱かれながら、伸びやかに暮らし、学び、そして働くことのできる、そんな社会を目指したいと考えています。
これからますます厳しい財政状況を迎えることとなりますが、「最小の経費で最大の効果」を上げるという行政の原点を堅持し、「県民本位」、「地域主体」という基本理念のもと、「人づくり」「地域づくり」「基盤づくり」の三つを柱に、“新しい時代に光り輝く島根”の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
この冊子が、本県の進める施策や郷土の姿について、県民の皆さまの理解を深めていただく手がかりになれば幸いです。
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