|
島根県立高校入試にスポーツ特別推薦枠を新設
県教委(島根県教育委員会)が26日、来春の県立高校の推薦入試にスポーツ特別推薦制度を新設すると発表し、競技ごとに指定校を決めた。制度は当面、島根県を主会場にしたインターハイ(全国高校総体)がある2004年度までの3年間。優れた競技力を持つ生徒が特定校に集まりやすい環境を整え、インターハイの県勢躍進の足掛かりにする。 県高体連(島根県高等学校体育連盟)が強化指定している20校に、26競技(水泳競技は水球のみ)を設定。推薦枠は、男女のどちらかが1競技だけ指定された8校が4人以内、残る12校が8人以内とした。 これによって制約となっていた地域ごとの通学区を撤廃。例えば、石見地域の生徒が出雲地域の指定校への進学が可能になり、県内に分散する運動能力の高い生徒の一極集中に道を開いた。 選抜方法は一般推薦と同じで、面接と書類選考。実技試験がない分、中学校の競技歴が大きなウエートを占める。新制度は3年間の試行的措置だが、競技力向上の成果が上がれば継続される見通し。 国体で2年連続最下位に沈み、県教委には新制度をジュニア育成の抜本策にしたい狙いがあるからだが、推薦枠が限られることや一定の学力が条件となることから、期待されたほどの効果が出ない可能性もある。 推薦制度で設けた26競技は、インターハイの28競技中、陸上競技となぎなたの2競技を除いたもの。なぎなたは私立の出雲北陵高が指定を受け、陸上と水球を除く水泳は個人を強化指定して育成する。
■山陰中央新報 2001年(平成13年)11月27日(火)■ より
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||