| 【特集】 「本庄工区に2000m公認常設ボートコースを」 |
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周辺整備などまず12項目 地域振興策 谷農相に要望 |
島根県の澄田信義知事が農水省で18日、国営中海干拓・本庄工区の事業中止に伴う地域振興策でまとめた周辺整備など12項目の要望を、谷洋一農相に提出し、実現を要請した。谷農相は「他省庁所管の事業もあり、内容を検討した上で対応したい」と述べた。要望したのは事後措置が5項目で▽大海崎、森山堤防などの改築、譲渡▽護岸整備など。 周辺整備事業が7項目で▽堤防の道路整備▽国道431号の整備促進▽農地造成(八束町)▽つるべ湾埋め立て(美保関町)など。 美保関町などが要望した万原湾埋め立てや中海の水質浄化策、スポーツ団体が要望する水上スポーツ拠点整備は、中長期的課題として検討し、別途要望する。 谷農相との会談で澄田知事は「県議会、関係市町村の要望を取りまとめ、県として緊急に対応すべきものを第1次要望として持ってきた。よろしく対応を」と要請した。 谷農相は渡辺好明構造改善局長に検討を指示した。鳥取県西部地震で被災した干拓堤防や中浦水門の応急復旧は、道路整備と別に対応する考えを示した。 周辺整備の柱になっている干拓堤防の道路整備や国・県道整備は、建設省に求める場面も予想され、澄田知事は「どういう手法で整備するか今後詰める課題」としている。 澄田知事は農相との会談に先立って、自民党の青木幹雄参院幹事長、細田博之衆院議員ら県選出国会議員に会い、要望の実現に協力を要請。議員側は「節度のある要望だ。実現に向け全力で支援する」と答えた。 |
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水上スポーツ施設を 県ボート協会など知事に要望 |
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事業中止が決まった中海干拓・本庄工区に関し、県ボート協会(袖本重幸会長)など4団体は4日、同工区周辺に本格的な水上スポーツ施設を建設するよう澄田知事に要望した。 ほかの要望団体は、県水泳連盟と県カヌー協会、県トライアスロン協会。要望書は▽幅約150m、長さ約2.3kmの水域を確保する▽県民が利用できる親水公園を造る−などを共通要望として指摘。競技別では、ボートが波を防ぐ対策などを、カヌーは排水機場を利用して流れを起こすことなどを提案。トライアスロンは自転車道やジョギングコースの設置も求めた。 1995年には当時の宮岡寿雄・松江市長が西部承水路に漕艇場の整備を検討したこともあり、同工区は以前から、水上スポーツ施設の候補地として関係者が注目していたという。 この日、袖本会長らは「干拓が中止になった以上、スポーツ発展のために是非とも実現してほしい」と要望。知事は「水域利用の一つとして興味を持っているが、実際に取り組むには克服すべき課題が多い」と答えるにとどまった。 |
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本庄工区水域をスポーツ拠点に 水上競技団体が要望 |
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島根県内のボート、カヌー、水泳、トライアスロンの四競技団体代表が4日、県庁で澄田信義知事に、干拓事業の中止により水域で残る本庄工区を、水上スポーツの拠点に整備するよう要望した。 要望は、4競技が共用できる長さ2300m、幅150m以上の水域確保▽大会開催に必要な用地と施設の整備▽親水公園の整備−の3点。国の支援を受けて設置するよう提案した。 競技別では、ボートとカヌーが常設コースの整備。水泳は遠泳のできる競技種目の開催場所、トライアスロンは周辺のサイクリングロード、ジョギングコース整備も要望した。 県ボート協会の袖本重幸会長は「島根にはボートの公認コースがない。競技者の夢を実現して」と要請。県水泳連盟の本田坦専務理事は「水泳利用すれば、水質浄化意識も高まる」と強調した。 澄田知事は「興味を持ったが、だれが設置するのかや、費用負担面で課題が残る」と述べ、今後の検討課題とした。 県は要望を松江、八束、美保関一市二町の地域振興策に取り混ぜ、実現性を検討する。 |
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漕艇場構想を提案 「漁業振興と共存、活用を」 県議会で小沢議員 |
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中止が決まった本庄工区について、小沢秀多議員(自民議連)が28日の県議会一般質問で「国立アクアスポーツ競技場整備構想」を提案した。 構想は、美保関町総合運動公園と隣接する本庄水域で、固定フロートを使って幅200m、長さ2300m程度の漕艇場を作るというもの。 1982年の「くにびき国体」で、近くに設置されたボート競技のコースが大会関係者に絶賛された経緯に触れ「漁業振興と共存させながら活用するべき」と強調。国が整備して、2005年に開催予定の世界選手権大会の誘致を勧めた。 これに対し、澄田知事は「工区は水辺として残るため、活用策を立てることが大切。ボート協会などの関係機関と話して検討したい」と答えた。 |
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中海を水上スポーツ利用も検討 島根県議会一般質問で澄田知事が表明 |
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島根県の澄田知事は干拓事業が中止となった中海について、レガッタなどの水上スポーツの拠点としての利用についても検討していくことを明らかにしました。これは澄田知事が今日の県議会の一般質問で自民党議員連盟の小沢ひでかず氏の質問に答えたものです。この中で澄田知事は中海の水上スポーツの拠点整備について、今後ボート協会など関係団体の考え方も聞きながら検討したいと述べ、水上スポーツの拠点としての利用についても検討しくことを明らかにしました。 島根県は全国で唯一公認の漕艇競技場がありませんが、中海は昭和57年のくにびき国体で美保関町の県立貯木場が漕艇会場として使われたことがあります。 中海の水域の利用については青海苔の養殖など水産利用の調査や検討が行われていますが、澄田知事が水上スポーツの利用について検討することを明らかにしたのは今回が初めてです。 |
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本庄再考 ・・中止に発展つなぐ・・ 「水域活用」 新たな視点で地域振興を レガッタ場に優秀賞 |
「中止された以上、新たな視点で、本庄水域を活用すべきだ」と訴えるのは、島根県ボート協会長の袖本重幸さん(73)。袖本さんらは本庄工区に2000mのレガッタ場を整備し、国際大会の誘致などで地域振興につなげるよう県に要望してきた。きっかけは昭和57年の島根国体。森山堤防北の貯木場にボートコースを仮設した。大会中、テントが飛ぶほどの強風が吹き荒れたが、コースには波が立たず、全国の選手らに絶賛された。これを受けて、県が平成4年に募集した政策提言に、レガッタ場整備を提案。優秀賞を得た。 国際オリンピック委員を務め、スポーツ界の発展に貢献した松江市出身の故・岸清一氏は、日本漕艇協会の初代会長だった。それなのに、島根は全国の都道府県で唯一、公認コースがない県だ。このため、県ボート協会は。16年に島根県を中心に開かれる全国高校総体のボート会場を、広島県に譲らざるを得なかった。 袖本さんは「本庄工区は飛行場や高速道に近いのが魅力。行政は地域の資源を生かし、干拓とは違う夢をつむいでほしい」と願う。 |