第55回国民体育大会(とやま国体)ボート競技 新聞記事より
島根県勢のレース結果等は こちら 、 写真は こちら

回顧『とやま国体』夏季大会 活躍光ったボート陣 ◇・・・島根・・・◆
 富山県内8市町村で開かれた第55回国民体育大会「2000年とやま国体」夏季大会は12日、全日程を終了した。冬夏通算の天皇杯順位は島根が126.5点で43位、鳥取は184点で33位。ともに昨年から得点を伸ばしたものの、順位を一つ上げただけにとどまり、物足りなさが残る結果となった。

 競技得点は36.5点。昨年(13点)よりも3倍近く増えたが、目標とする50点台に及ばなかった。入賞数も1減の7で、目標とする30位台に向け、秋季大会は楽観視できない状況だ。
 その中で活躍したのがボート陣。少年男子かじ付きフォアの島根選抜、成年男子シングルスカルの矢地洋二(中国電力島根原子力発電所)が優勝。少年男子シングルスカルの高野雄也(江津工高)が5位に入り、3年ぶりに競技得点を獲得した。荒天で最終日のレースが中止となり、最上位の結果になったことを割り引く必要があるが、成年、少年の合同練習など、若手とベテランが一体となり、地道に強化策を進めてきた努力が実を結んだ。(以下略)

■山陰中央新報 2000年(平成12年)9月14日(木)■ より転載



島根、ボート2種目V 少年男子 選抜 成年男子 矢地選手
 第55回国民体育大会「2000年とやま国体」夏季大会最終日は12日、天候不良のためボート、ヨット両競技が中止となり、ボートは決勝進出を決めていた少年男子かじ付きフォアの島根選抜、成年男子シングルスカルの矢地洋二選手(中国電力島根原子力発電所)が1位となった。今大会で島根県勢の優勝は初めて。
 ボート会場の県漕艇場は、大雨でコースが流れたため、午前6時、中止が決定。各種目の決勝進出者は1位、5−8位決定戦進出者は5位となった。(以下略)

 第55回国民体育大会「2000年とやま国体」夏季大会最終日は12日、ボート、ヨットの2競技が荒天のため中止となり、競泳、カヌー、ボウリングの3競技があった。山陰勢はボート少年男子かじ付きフォアで島根選抜、同成年男子シングルスカルで矢地洋二(島根・中電島根原子力発電所)が優勝。(中略)ボート少年男子シングルスカルの高野雄也(江津工高)が5位入賞した。(中略)
 夏季大会が終了し、天皇杯得点は鳥取が184点で33位、島根が126.5点で43位。秋季大会は10月14日、富山県陸上競技場を主会場に始まる。

「優勝も喜び半分」 矢地 島根選抜 荒天でボート、ヨットが中止

 成年男子シングルスカルの矢地洋二(島根・中電島根原子力発電所)、少年男子かじ付きフォアの島根選抜は優勝を手にしたものの、「決勝でこぎたかった。」と、一様に複雑な表情を浮かべた。
 競技が中止となったのは、国体史上初。「長くやっていると珍しいことも起こる」と首をひねった15度目の出場となるベテランの矢地は、夏バテやコーチ研修などで直前の追い込みができなかった中で、見事に決勝進出を果たした。
 それだけに「どれだけできるかやってみたかった。一生懸命やって4位なら納得できるけど・・」。インカレ王者やアトランタ五輪代表が名を連ねたレースを戦えず、無念さをにじませた。
 朝日レガッタ4位の松江東高クルー、松江北高の米田雅春が絶妙なコンビネーションを見せ、敗者復活戦から決勝に勝ち上がった島根選抜クルーも「喜びも半分」(コックスの渡部辰典)と残念そう。北浦正之監督(松江東高教)が「レースごとに成長していった」と言うように、勢いに乗っていただけに「強い相手とやりたかった」(福島寛人)と、雨を恨んだ。
 しかし、県勢として同種目で初優勝を知らされると、表情は一転。「最後のチャンスで形になって良かった」と、全員に笑顔が戻った。

高野(江津工高)5位にも自戒 少年男子シングルスカル

 「あまり満足できなかった」。少年男子シングルスカルの高野雄也(島根・江津工高2年)は5位入賞したものの、予選で犯したスタートのミスを自戒した。
 9日の予選は2着で通過したが、スタートの出遅れが響き、先頭の岩瀬智洋(千葉)に7秒以上の差をつけられた。ダブルスカルに出場したインターハイでも痛いミスを犯しており、安定して力を発揮できない課題が残った。
 しかし、大北晋也監督(島根県内水面試験場)は「予選はミスしたが、準決勝はピッチを生かした本来の持ち味を出した」と評価。再戦となった11日の準決勝は1秒79差まで詰め寄り、世界ジュニア国内選考会7位の片りんを見せた。
 今後の目標は、今季逃した世界ジュニアへの出場。「全国の強い人たちと並んでレースができたことは収穫だった。次は全国制覇を目指して頑張りたい」と、意気込みを見せた。

■山陰中央新報 2000年(平成12年)9月13日(水)■ より転載



とやま国体夏季大会展望 島根
 第55回国民体育大会(とやま国体)夏季大会は9日から4日間、富山県内8市町村で開かれる。島根からは水泳、ボートなど6競技に選手87人が出場し、全国の精鋭としのぎを削る。
 ヨット成年女子スナイプ級で優勝を狙う磯部君江・松浦良美(谷口印刷・松江ヨット協会)をはじめ、成年男子シングルスカルの矢地洋二(中電島根原子力発電所)らボート陣、カヌー成年男子、出場全種目で入賞を狙う飛び込みなど充実した布陣で、30位台を狙う。
〜〜〜 充実した布陣そろう ◇・・・ボート・・・◆ 〜〜〜
 少年男子シングルスカルの高野雄也(江津工高)、成年男子同の矢地洋二(中電島根原子力発電所)ら充実した布陣がそろった。6種目での入賞をもくろみ、3年ぶりの競技得点獲得を目指す。
 2年生の高野は、世界ジュニア国内選考会で7位に入るなど成長著しく、粗削りだが一発の速さがある。矢地はベテランらしい経験を生かしたこぎが健在。ブロック予選で熊本国体3位の選手を破るなど好調をキープしており、ともに上位入賞の期待が膨らむ。
 成年女子かじ付きフォアは、インカレのかじなしペアで準優勝した安井怜子、檜垣里美(島根大)、朝日レガッタで安井と組み、ダブルスカル4位に入った山田陽子(県体協)ら実績は十分。朝日レガッタ4位の松江東高を中心とした選抜クルーで臨む少年男子かじ付きフォアは、県勢全クルーの中で最も速いタイムを出すなど上り調子。
 江津工高で編成した少年男子ダブルスカルは、高校選抜とインターハイで入賞した河野友和が佐々木晃と組み、朝日レガッタ5位の成年男子ダブルスカルの大田潤(中電島根原子力発電所)は、松本健治(NOSAI島根)とのコンビで上位をうかがう。

■山陰中央新報 2000年(平成12年)9月7日(木)■ より転載



夏に勝ち秋につなごう/国体県選手団が結団式
 第55回国民体育大会(とやま国体)夏季大会に出場する県選手団の結団式が30日、松江市内中原町の県職員会館であり、出席した80人の選手、監督らが互いの健闘を誓い合った。
 式では、県旗が団長の山崎悠雄県教育長、副団長の目次理雄県体協専務理事、旗手を務める水泳・飛び込み少年男子の笠木勇太選手(松江北高3年)の順に手渡された後、山崎教育長が「近年、苦戦を強いられているが、夏に勝って秋につなぐ従来のパターンを復活させてほしい」と澄田信義県知事の激励の言葉を代読した。
 これを受け、ゴルフ成年男子の鎌田賢二主将(鎌田建設)が「夏季大会で幸先の良いスタートを切り、県民の皆さんの期待にこたえられるよう頑張りたい」と、力強く決意表明。最後に全員でときの声を上げ、活躍を期した。
 競泳の少年男子A200メートルバタフライに出場する松村友晴選手(松江工高1年)は「インターハイがいまひとつだったので、全力を尽くして頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。
 大会は9月9日から4日間、富山県内8市町村であり、県からは6競技に選手、監督ら合わせて97人が参加する。

■山陰中央新報 2000年(平成12年)8月31日(木)■ より転載