ナックルフォア新艇納入
平成12年8月4日(金) 松江ボート協会艇庫

 松江市がナックルフォア3艇を購入し、8月4日に納入が行われた。艇は桑野造船社製のカーボン新艇。従来のカーボン艇と比べ、艇内の構造が改良されているほか、リガーも改良されている。松江ボート協会が管理委託を受け、松江市民レガッタなどの行事に利用される予定。

『気軽に使って新型ボート』
松江市が4人乗り3艇購入

 松江市が水上スポーツの振興に、と購入したナックルフォア3艇が4日、お目見えした。5、6の両日、大橋川である全国最大級の市民大会「松江市民レガッタ」で早速、登場する。
 これまで市民が利用できるナックルフォア艇は17艇で、うち12艇が昭和57年のくにびき国体で配備した木製の旧式型。ボートを通じて市民が水に親しむ機会を拡大するのを狙いに新艇を購入した。
 新艇はカーボン製で、重さが木製の3分の2ほどで扱いやすいのが特徴。1台130万円。管理は他の艇と同様、松江ボート協会(北尾元載会長)に委託する。市は今後も3年間で3、4艇ずつ購入する方針。
 4日は松江市東本町5丁目の協会艇庫で安全祈願祭があり、協会関係者らが無事故を祈った。協会はレガッタでの利用のほか、各種イベントで試乗会などを実施、利用促進や競技人口の拡大に活用していく。

松江市民レガッタ開催に合わせ購入したナックルフォアの新艇
=松江市東本町5丁目、松江ボート協会艇庫


■山陰中央新報 2000年(平成12年)8月5日(土)■ より転載


水上スポーツ振興へ
『ナックルフォア16艇配備』
松江市計画 大会支援や底辺拡大

 松江市は、水上スポーツの振興策として、ボートのナックルフォア艇を今年から4年間かけて16艇配備することを決めた。全国最大級の市民大会に育った松江市民レガッタを支援するとともに、ボートを通じて市民が水に親しむ機会を拡大するのが狙いで、水辺を行く艇の姿が水都の景観演出にも一役買うことを期待している。

 購入するナックルフォア艇は、4人のクルーとかじをとるコックス1人が乗船する競技用で、カーボン製。今年は6月までに約450万円をかけて4艇を配備し、松江ボート協会(北尾元載会長)に管理を委託する。
 同協会が、くにびき国体を契機に昭和58年から毎年夏、大橋川を会場に開いている市民レガッタは、第1回大会こそ4クルーの出場だったが、職場や友人、家族参加のクルーが増え続け、昨年の16回大会は247クルー、1500人が参加。全国最大級の市民レガッタとして定着している。
 同協会が管理し、市民が利用できるナックルフォア艇は現在、県から管理委託を受けている艇を含め16艇だが、松江市の配備が終わると一気に倍増する。
 計画を進める同市スポーツ課の岸正紀課長は「市民に親しまれているレガッタは、全国に情報発信できる事業で協力したい。市民の練習風景そのものが水都の景観演出に一役買うはず」と期待している。
 朗報に松江ボート協会の山内一弘事務局長は「ボートは松江の水資源を生かしたスポーツとして確実に浸透している。市民クルーの指導態勢を整えるなど活動を充実させたい」と話している。

ナックルフォア艇を使い市民が水上レースを繰り広げる松江市民レガッタ
=松江市の大橋川(昨年大会から)


■山陰中央新報 2000年(平成12年)3月9日(木)■ より転載