島根県立江津工業高等学校ボート部新艇庫完成
平成11年3月


「市民も有効利用してください」

 江津市の県立江津工高ボート部の新艇庫が、同市江津町の江の川左岸に完成した。約3000万円の建設費は卒業生や市民、市内の企業などの寄付で賄った。
 同部は1959年の創部以来、国体で6位以内の入賞6回など好成績を挙げている。市内では毎年、市民レガッタ大会が開かれるなどボート人気は高い。
 95年、従来の艇庫が同川左岸堤防改修工事で移転を迫られ、同校は艇庫にも使えるマリンスポーツ施設の建設を県や市などに要望。実現しなかったため、97年2月、同校卒業生会「江工会」で建設期成同盟会(高橋次郎会長)を結成、学校独自で募金活動を行い、1月に着工していた。 無償で借りた県有地約1100平方メートルに、鉄骨一部二階建て約300平方メートルを建設。約30艇収納でき、ミーティング室や男女更衣室、シャワーなどがある。高野武士校長は「市民の方にも有効利用してもらいたい」と話している。

■讀賣新聞 1999年(平成11年)4月25日(日)■ より転載