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2004年6月23日(水)
漫画「島根の弁護士」好評
ビジネスジャンプ連載決定
方言も随所に 新米女性の奮闘記

漫画「島根の弁護士」の第1話冒頭シーン 香川まさひと・あおきてつお/集英社・ビジネスジャンプ 漫画「島根の弁護士」の第1話冒頭シーン香川まさひと・あおきてつお/集英社・ビジネスジャンプ
島根県を舞台に、都会からやって来た新米女性弁護士の活躍を描く漫画「島根の弁護士」の連載が漫画雑誌「ビジネスジャンプ」(集英社)でスタート。島根の方言や各地の風景が登場するなど話題を呼んでいる。取材協力する県弁護士会も「うまく描かれている」と絶賛。弁護士過疎に悩む「救世主」に、との期待も膨らむ。

漫画は5月15日号に第1話が掲載され、7月15日発売の16号から毎号掲載される。

主人公の新米弁護士・山崎水穂は神奈川県出身の26歳。

小泉八雲にあこがれて島根県に赴任した設定で、純粋で真っすぐな性格の水穂が、悩んだり弱みを見せながらも、事件の弁護を通して人間の真実の姿に出会い、成長するさまを描く。

作者は、ドラマ「学校の怪談・花子さん」(フジテレビ)や、映画の脚本を手掛ける香川まさひとさん(神奈川県出身)。

以前から弁護士をテーマにしたストーリーの構想を練っていた香川さんは、情報を集める過程で「熱心に活動しているのに、弁護士過疎が解消されない島根県の現状」を知った。

10年以上前に訪れた松江の情景も重なり、島根県を舞台に、「弱者と正義のために闘う、人間味あふれる弁護士を描く」ことを決めた。

第1話は、松江地方裁判所(松江市母衣町)を中心に展開。第2話には、築地松の風景が描かれるなど、県内各地の風景が登場する予定で、香川さんは「島根独特の温かい雰囲気を出していきたい」と意気込む。

取材協力をする島根県弁護士会の錦織正二前会長は「方言もかなり熱心に勉強しているようで、うまく描かれており大変喜んでいる」と歓迎。全国誌に掲載されることで、県弁護士会の活動のアピールにもつながるとする。島根県の弁護士数は、2004年4月現在で26人と、全国約2万人のうちの0.1%。香川さんは、「この作品が『島根の弁護士』が増えるきっかけになれば」と、エールを込める。


−6月23日(水)山陰中央新報より転載−


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