Local Hot News・・・・・・・・・・by Web−さんいん

2004年6月14日(月)
ハーン添削の英作文ノート
撮影乾板98枚見つかる
旧制松江中時代に指導

明治時代の作家ラフカディオ・ハーンが添削した、旧制松江中学生徒の英作文ノート。右下はハーンのコメント=熊本市の県立図書館
明治時代の作家ラフカディオ・ハーンが添削した、旧制松江中学生徒の英作文ノート。右下はハーンのコメント=熊本市の県立図書館
明治期に来日し、小泉八雲と名乗って日本文化を海外に紹介した作家ラフカディオ・ハーン(1850―1904年)が、松江市の旧制松江中学の英語教師をしていた際の生徒の英作文ノートを撮影した写真乾板98枚が、熊本市の県立図書館で見つかった。

同図書館から解読を依頼された熊本大の西川盛雄教授(英語学)によると、ノートには「少しくらい間違いがあっても気にするな」といった励ましの言葉や、語源の大切さを説くコメントが細やかに書き込まれており、生徒に温かいまなざしを向けていたハーンの姿が伝わってくるという。

神社の「唐獅子」の英訳が分からない生徒に、唐獅子の由来を丁寧に解説する文章などもあり、西川教授は「日本の文化や風俗に関するハーンの深い関心がうかがえる」としている。

写真の撮影目的などは分かっていない。ハーンは松江中学の後に熊本市でも英語教師をしていた。今年はハーン没後100年に当たり、同図書館で8月に開く展示会に向けて資料を整理していた際に見つかった。


−6月13日(日)山陰中央新報より転載−


| Local Hot News  Web−さんいん