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2003年4月8日(火)
湾内に国譲り絵巻
伝統の青柴垣神事
美保関

2隻の御船に乗船し、青柴垣神事を営む当屋や氏子たち
2隻の御船に乗船し、青柴垣神事を営む当屋や氏子たち
国譲り神話にちなんだ青柴垣(あおふしがき)神事が4月7日、島根県美保関町の美保神社と美保関漁港であった。県内外から多くの見物客が集まり、3百年以上も続く伝統の御船行事に見入った。

神事は、大国主命(オオクニヌシノミコト)から国譲りの相談を受けた息子の事代主命(コトシロヌシノミコト)が、同意を伝えた後、海中に作った青柴垣に身を隠したという神話にちなむ。

同日午後3時すぎ、身を清めた当屋2人が氏子の行列を引き連れて神社を出発。3本足のカラス(ヤタガラス)、もちをつくウサギ、青龍、白虎など4神の鉾(ほこ)を手にした氏子たちが練り歩き、大漁旗などで飾られた2隻の御船に乗り込んだ。

笛や太鼓が響き渡る中、御船は湾内をゆっくりと回った。飾られたサカキなどは縁起物とされ、見物客が奪い合い、この1年の幸せを祈願していた。


−4月8日(火)山陰中央新報より転載−


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