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2002年2月18日(月)
「強制的教育」恐れず実践を
作家・曽野綾子さん講演
 益田
家庭のしつけも声高に

益田市元町の石西県民文化会館で2月17日、文化講演会があり、作家の曽野綾子さん(70)が「人々の中の私」と題して講演。「家庭教育の重要性や強制的教育の必要性」など教育のあるべき姿について持論を展開した。
教育の在り方について持論を展開する曽野綾子さん
教育の在り方について持論を展開する曽野綾子さん
曽野さんは、教育改革国民会議の委員として提案した奉仕活動の義務化が、憲法論議を背景にトーンダウンした経緯を説明したうえで「教育は、最初はすべて強制から始まる」と指摘。

幼少時に親から家庭教師を付けられ、強制的に作文の練習をさせられたことが、現在の自分を形成しているとし「強制するのを恐れたならば何も生まれない」と訴えた。

また「学校で教員が何を教えようとも、親が子どもをコントロールしなければならない」と家庭教育の重要性を強調。「保護者が自分の価値観で教育し、現実の社会に子どもを放り出してほしい」と述べた。

講演会は、同市が県芸術文化センターの開館に向け、市民の文化意識を高めようと展開している「心が響き合うまちづくり事業」の一環で企画し、約1,100人が耳を傾けた。

曽野さんは東京都出身で、代表作は「無名碑」「神の汚れた手」など。文筆活動のほか社会活動にも力を注いでいる。日本財団会長。日本芸術院会員。


−2月18日(月)山陰中央新報より転載−


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