■1997年12月1日(月)■
同博士は、1954年に量子力学の化学への応用でノーベル化学賞を受賞。1963年には、核実験に反対する運動での功績が認められてノーベル平和賞も受賞した。2度のノーベル賞受賞は同博士だけ。同市への寄贈は昨年6月、同博士が設立した米国の「ライナス・ポーリング科学医学研究所」(オレゴン大学内)と、同市西嫁島町の古谷技術研究所(古谷徹社長)が共同研究で姉妹提携したことがきっかけ。長男のライナス・ポーリング・ジュニアさんと、古谷さんが遺品の活用について相談。永久貸与して展示することで一致し、古谷さんが同市に申し入れていた。
市では、こども科学館に51平方メートルの展示コーナーを設置。ノーベル化学賞と同平和賞のメダルや、分子模型、博士の直筆原稿など約30点を展示する。12月6日には長女のリンダ・ポーリング・カムさんらが出席して、オープニングセレモニーがある。
【写真左】展示されるノーベル賞メダル
【写真右】故ライナス・ポーリング博士
−11月29日(土)山陰中央新報より転載−